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烏野猛

Author:烏野猛
介護事故裁判やリスクマネジメントの講演には定評があり、これからの社会保障や、社会福祉をめぐる「年金」「医療」「介護」の将来予測については、全国からの講演依頼があとを絶たない若手研究者。
2000年の介護保険制度導入後、介護業界での規制緩和に対抗するスタイルで福祉リスクマネジメント研究所を設立。「社会保障法」「社会福祉法制」の専門家であり、「福祉・介護」と「法律」の両方がわかる研究者。

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発想を変える…

東日本大震災10回忌を前に、その準備やら打ち合わせやらでバタバタしております。
あの時から、まる9年になります。

9年前のあの大惨事を受け、私自身、ものの考え方や、価値観、優先順位が大きく変わりました。
それは、いまでも変わっていませんし、変わったというよりも、変わらざるを得なかったといった方が正確かも知れません。。

ですが、精神面での発想というものは、そう変われるものではありません。

「昔は、こうやった…!!!」
「若手は、もっと気を遣って動けや…!!!」
「女性が、そこまで言うと、可愛げないで…!!!」

…オッサンになった私は、いまでも、つい言ってしまったり、そう考えている自分を発見するわけです。

これはいけません。
以前にもブログで書きましたが、高校の後輩であるミルクボーイが、昨年のM-1王者になったのも、そのネタが「誰も傷つけない」ものだったからです。
また、年末紅白の紅組のトリを勤めたのがMISIAでしたが、あの「アイノカタチ」は、レズやゲイといったLGBTの愛でも愛だと、レインボーフラッグを掲げながら彼らの恋愛を認めよう、というメッセージだったわけです。

いまは、履歴書等でも、「男、女、その他」という欄が一般的であるようですが、一昔前では、この「その他」というのは、吉本のネタで大爆笑が確約されたネタ中のネタでした。ゲイやレズは、ごく一部の性的変態と思われていましたから。

アニメでも、「巨人の星」のような親子関係は、今ではモロ虐待ですし、DVも伴い、一発アウトでパトカーに乗るはめになるわけです。

私も含めた、いまの管理者の皆さんは、いまの若手を育てるためにも、若者の特徴を押さえておく必要があります。
若手、と言われる層は、「ゆとり」世代、「さとり」世代を含め「ミレニアル(千年紀)世代」と呼ばれます。一般的に以下のような特徴があります。

  …ITに強い (根性論よりも、データーを重視)
  …仕事よりプライベートを重視 (有給含めた働き方改革に敏感、権利主張を含めた働く条件については物怖じなく言う)
  …転職してのキャリアアップ
        (転職は当たり前であり、年功序列的企業や、長く一つのところで勤務することを美徳とは感じていない)
  …社会問題(環境問題等)に敏感 (グレダ症候群)
  …ブランド、出世に興味ない
  …モノより体験・共感を重視 (ドンキ、100均、ユニクロさえあれば生きていける)
  …異性にあまり興味を持たない (恋愛やセックスに対しての優先順位は低い?)
  …多様な価値を前提
  …仲間意識が強い
  …対話より、メールやチャット 匿名性に価値を置くものの、承認欲は強い

おそらく、こういった若者を取り巻く状況や環境は、何も日本だけではなく、全世界的なグローバルな流れなんでしょう。
となると、変わらなければならないのは、オッサン世代の「古い人」でしょう。

いまの流れを敏感に把握しながら、でもいまの流れに媚びへつらうわけでもなく、流れながらも行き着く先をしっかりと見据えた発想力が必要になるんでしょうね。

ただ、そうは言うものの、オッサンの私が「イラッ」と来るのは、若手でもないオッサンの領域にいるくせに、若手が主張するようなことを平然と言ってくるパターン。これは若手よりも難儀です。それもかなり…。

この手の人は、義務を果たすこともなく(果たせない)、権利ばかりをのたまうわけです。
えー年をしたオッサン世代は、良い意味でも、そして悪い意味でも、いまの時代をつくった責任があるわけですから、えーとこ取りで何もしない、つまらないオッサン・オバハンにだけはなってはいけませんね。

本当に恐れないといけないもの…

阪神淡路大震災に関する記事を書きましてから、少し時間が経ってしまいました。
この2月、3月上旬までは、3月の東日本大震災追悼行事等があります関係で、毎年バタバタしております。

さて、今年になって中国からのパンデミック(世界的大感染)には、いささか驚いていますが、個人的には、ここまで大騒ぎすることはないと思っています。リスクという意味でも、インフルエンザの方が強いとのことですし、国交断絶的な、ここまでナーバスになることは全くないと思っています。

マスクが飛ぶように売れ、転売されるくらいですが、インフルエンザにしても、今回のコロナにせよ、マスクでは防げないわけですから…。

ただ、1000万人規模の都市を封鎖し、数日で大病院を建設する中国という国は、恐るべしです。
社会主義の国ならではの国家統制と、底力を見たような気がしました。

猛威を振るう病原体の感染等については、時間のかかる民主主義、民意を汲んで…という発想では対応できないんでしょうね。

我が国は、時間のかかる国の一つではありますが、最近では東日本大震災をはじめ、毎年来襲する自然災害により、危機管理については、ある程度進んできた部分もあります。

個人的には、新型コロナウィルスの感染なんかよりも、イギリスがEUから離脱し、それに伴う経済的混乱の方が心配なんですが、昨今のニュース等を観ても、イギリス問題は、そう大したことはなさそうなのが、いささか心配でもあります。

一体何ができるのか…

朝の5時46分に25年前のことを思い出して手を合わせ、25年前の阪神淡路大震災からいままでの災害について、この一週間、ずっと考えていたように思います。

とくに、SNSを含め、「情報」と大規模災害についてです。
詳細については、この夏に書かないといけません論文にしてもいいかも、と思えるほどに強く考えるほどです。
阪神淡路大震災が起きた25年前、ポケベルが主だったように思います。情報末端機器の普及率は3%ほどだったと。

スマホも、ラインも、ツイッターも、すべてを含めたSNSがほぼ存在しなかった25年前に発生した阪神淡路大震災と、圧倒的な情報量とスピードを誇るいまのSNS環境下での、現在、そしてこれからの大規模災害…。

SNSが発達した今だからこそ、助かった、プラスになったことと、それらが全く発達していなかった当時のメリット・デメリット…。助かったものと、そして失ったもの。

これらを正確に整理していく必要はあると思っています。
ただ、いずれにせよ、大規模災害発生時には、すべての電源喪失が大きく考えられますので、SNSの発達とは次元が異なる課題が出てくるのも確かですが…。

あれから25年…

阪神淡路大震災から25年、四半世紀が経ちます。

当時、私は実家のある神戸から離れて暮らしていた行政マンでしたから、勤め先の上司からも、「そう言えば、烏野君、神戸出身やったね…?」の一言で、生活保護のケースワーカーの傍ら、各都道府県職員で構成された非常時災害支援メンバーに入れて頂き、生まれ育った神戸に向かいました。

あの時の被災地の「匂い」は、忘れることはありませんね。

被災地のどこに行くにしても、被災した状況や環境、災害の種類によって、その「匂い」は異なります。
私の場合、その時の「匂い」で、当時の様子を記憶しているところがあります。

25年前の神戸は、まさに「何かが焼けた匂い」でした…。

あれから25年も経ちますが、阪神淡路大震災直後は、「もう、二度とあんな大火を引き起こさない!!!」という考え方で、防火や火に強い建築等の論議が、学会等でも非常に盛んだったように思います。

そして、いまは豪雨や暴風による土砂災害、河川決壊・浸水等が最大の注意項目となりました。

ただ、次…を考えた場合、地震よりも、洪水よりも、もっと違う何かが襲ってきそうな予感がしています。
いずれにせよ、「備え」に「-もう、これで大丈夫…!!!」は絶対にありません。

イメージし続けることが、最大の自然災害に対するリスクヘッジです。

2020年が始まりました…!!!

2020年が始まりました。
個人的には、2019年が始まった1年前よりも、1年後の今の方が、「新たな旅立ち」のような感覚です。

昨年の方が、元号が平成から令和へと変わり、暦上、変化という意味では昨年なんですけどね。
ただ今年は、60歳で定年退職し、新たな人生に踏み切る人、また長く務めてきた職場に「あと1年」と区切りをつけ、1年後のジャンプのために、今年を大切にする人など、「新たな旅たち」をする仲間が多いからなのかもしれません。

私たちは、生きていくため、そして自分を認めてもらいたいため、また誰かのために、働かなくてはなりません。

「働き方改革」の考え方については、たくさんの疑問がありますが、この「働き方改革」に引きつられて,「副業」や「起業」といったキーワードも検索回数では上位を占めたに違いありません。

「副業」や「起業」というキーワードを、雇われの身であるサラリーマンの立場から考えるのと、雇い主である社長の立場から考えるのとでは、落としどころがまったく違ったものになるでしょう。

実際、この2020年、祝日も多いため振替休日が並び、この正月休みだけではなく、GWや他の連休等、私から言わせればあまりにも休みが多いため、社長は、「こんなに休みが多いのに、毎月変わらず給料を出すのか…」と憤りを感じ、サラリーマンは、「少しでも休みの方がラッキー!!!」と小喜びするありさま。ただ、サラリーマンのなかでも、できるサラリーマンは、多い休みを利用し、副業や兼業、資格取得やバージョンアップに余念がなく、ポーとしているサラリーマンは、ただただ多い休みに無駄金を使い、これからのAI軍団に切り刻まれゴミ箱へ…と二極化していくでしょうが…。

いずれにせよ、機械化が進みAIによる代替が多くの職種で可能となれば、圧倒的に雇われの身であるサラリーマンが多い昨今、「どう、働くのか…」を真剣に考えなくてはいけません。

つまり、これからの会社は、個人との雇用契約ではなく、個人事業主であるフリーランサーである者との業務委託契約、という考えが主になるんでしょうね。それは介護や福祉の分野でも同じくです。

会社とは、フリーランスな個人との業務委託契約によってチームを組むことになるため、雇う側としては年功序列等の面倒くさいことを考えなくて済むわけですし、勤め人の方も、求められる業務に対する労働を正確に提供する能力が必要になり、それだけではおそらく食ってはいけないものですから、他の仕事とのマネジメントも行いながら、自らの技術や資格、スキルやキャリアをアップデートしなければ、食っていけなくなるわけです。

兵隊でいえば、正規兵ではなく、傭兵として活躍する、という生き方が求められるんでしょうね。

時代が変わり、働き方や、価値観、数日前のM-1の感想でも書きかましたが、笑いの質や方向まで、ここ数年で変わってしまった今、その変わりようは、この10年でもっと、そうもっと進むはずです。

私たち個々が、もっと強く、もっとしなやかに、アップデートしなければいけないんでしょうね。
抗うべきところと、折れなければならないところと…。
そして、目的と手段を間違えず、優先順位をつけながら…。

ただ………
…一人ひとり、個々の働き方など木端微塵になるほどの事態…
大きな自然災害が来襲する可能性がここ数年で大です…。ここ数年のような大水害というよりも、やはり首都直下の地震や、南海トラフ巨大地震を予測しますが、もっと上からの天災の可能性が…。
上から、という意味では、天災ではなく人災ともいえる兵器が飛来する可能性もしかりです…。

災害が進化し、これまでの免疫が効かないような状況にある今、可能性という尺度を超えた、すべての災害の来襲をイメージしなければならないでしょう。
この2020年が、皆様にとって幸せであることを願いつつ、我々は力を合わせて、生き残らなければなりません。