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烏野猛

Author:烏野猛
介護事故裁判やリスクマネジメントの講演には定評があり、これからの社会保障や、社会福祉をめぐる「年金」「医療」「介護」の将来予測については、全国からの講演依頼があとを絶たない若手研究者。
2000年の介護保険制度導入後、介護業界での規制緩和に対抗するスタイルで福祉リスクマネジメント研究所を設立。「社会保障法」「社会福祉法制」の専門家であり、「福祉・介護」と「法律」の両方がわかる研究者。

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バタバタしていた間に、なんと有名人に…

今年は、まめにブログを書こう、と決めましたのに、またまた1ヵ月程空いてしまいました。
申し訳ありません。
2024年に入り、「―今年は何か、運が回ってきそうな気がして…」いたんです。
当たる、と言われた占いでも、私の運勢は今年、№1でしたから。

ただ、元旦からの能登半島地震…。約2ヶ月近く経ちますが、いまだ断水しているエリアが多い能登半島です。
今年に入ってからは、BCP(事業継続計画)の最終局面なんですが、以前のブログにも書きましたように、BCPで想定していた事業継続計画、今回の能登半島地震規模の災害に、どこまで有効性・実効性があるか、各地で検証作業を進めているところです。

おそらく4月からの来年度も、BCPについてのマイナーチェンジが行われていくことと思っています。

さて、最近、「烏野」、非常に注目されています。
烏野と打っただけで、ネットでの回数はほぼ2,500万件は優に超えます!!!  「―ここまで、私も有名になってきたものだ。ひょっとして何か悪いことでもしたのだろうか…」と思いきや、私はちゃんと観たことはないのですが、『ハイキュー!!』という漫画が、映画で公開されているようで、その人気はものすごいらしいです。
『ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』というタイトルらしいですが、ゴミ捨て場を荒らすカラスとネコの勝負といった、どこまで行ってもアウトローな路地裏的存在の戦いのようです。タイトルだけでぱっと見、任侠映画を彷彿とさせる‥
その人気の凄さというと、何やら「ハイキュー!!」の各高校バレーボール部員のジャージが、ドン・キホーテとコラボし、先日販売されたようなんですが、平日にもかかわらず、開店2時間前から長蛇の列。あっという間に完売、というありさま…。
それも全国のドンキで。

私も若者に教えている立場上、講義のネタとして、この映画、観ないといけない、と思っていますが、なにやらこの「ハイキュー!!」の主人公たちが所属する高校が、「烏野高校」らしく、それで私の名前も便乗的に知名度が急上昇…。

そんなことであれば、「烏野」と大きな表札のある私の実家は、「ハイキュー!!」の聖地、メッカになってもいいような気がする今日この頃です。

北陸応援割もいいんだが…

政府は、元旦の能登半島地震による復旧を考え、観光地でもある北陸に対し、一泊2万円を上限に、1万円を補助する北陸応援割を3月からスタートさせます。
もちろん、個人的には大賛成と言いたいところですが、先ほども能登半島で震度3の地震があり、元旦から約3週間の間に震度1以上の地震が1,500回発生しています。
20分に1回程度で、揺れているのが能登半島…。

能登半島の真下にある流体の関係で、群発地震が発生したようですが、となると震度5以下の地震がこれからも頻発する、ということです。石川、新潟、福井、富山についてはすべて日本海側に面しており、今後、大きな揺れの可能性は大です。

さらに、流体による巨大地震の発生という点では、福島県と茨城県の県境、関西では京都の亀岡市の下に大きな水たまりがあり、とくに関西では、南海トラフを誘発するリスクが極めて高い、この2024年です。

発災から2ヶ月程度しかたっていない3月から、宿泊費を半分にするから、みんな来て、復興のためにお金を落としてください、というアピールはもう少し慎重にした方が良いのでは‥と、東海エリアに住む私は思ってしまいます。

1泊という考え方なので、日帰りプランはなさそうですが、いまだ収まりが見えない能登周辺に国民をおびき寄せ、そこで何かがあった際のリスクの方が、はるかに大きいような気がしてなりません。

神戸や東北、そして今回の能登半島…、復旧や復興、地元支援のあり方は既に学んできたはずなんですがね…

あれから3週間が経ち…

元旦の能登半島地震から3週間が経ちます。

地震についても、様々な分析がされていますが、やはり復旧を遅らせているのは半島という地理的リスクです。
半島は、海に面し半島の形をなぞるように走る国道等と、半島の中央を走る山沿いの街道等が一般的です。
地震による津波と土砂災害で海側をなぞる国道等が破壊され、半島の中央部分の街道も、震度7クラスの揺れでアスファルトがめくれるようであれば、支援のルートがなくなるわけです。おまけに、限界集落に近い過疎化と高齢化が進んだ地域では、人的資源にも限界があり…。

先週は阪神淡路大震災から29年となる追悼式典もありましたが、陸続きで人口も多く、支援が届きやすい神戸とはわけが違います。

わが国には大小合わせて36の半島がありますが、これら半島のすべてが今回の能登半島地震で経験している難しさを抱えているといわざるを得ません。

よく質問されることですが、「―安全な場所は、どこなんでしょうか…?」と。
答えは、「―どこにもありません…。」 です。

いまは、どこに住んでいても、大きな自然災害に見舞われる、それがわが国である、というのが結論でしょう。

次の自然災害に備えることがいま、本当に必要な時なんです。

ゆるい世の中にあって…

ブログでも書きましたが、「-弱いんです。しんどいんです。辛いんです」といったもん勝ちな、極めてゆるい世の中にあって、その対極にあるのが、大規模な自然災害です。

雪深い北陸にあって、停電と断水、そして広域電波障害によってスマホ等からの情報がまったく入らなくなった状態…。
これが3日間続いたとしたら…

外界との接触が一切断ち切られたなかにあって、自らにあるすべてのもので判断し、選択し、前か後ろに足を進めなくてはなりません。いま、頭の中にある知識と技術と、体力とそして精神力だけで。

ネットからの情報もなく、SNSで友達とも繋がることができない環境にあるわけですから、信じられるものは自分だけで、自分を信じようとすればするほど、最もあてにならない、頼りにならない自分とも向き合わないといけないわけです。

そうなんですよ。
社会人になり、一人で生きるなり、責任を負うなり、誰かを支えないといけない、というのは、この難しい乱世にあって、今あるものをすべて失ったとしても、生きていける、リカバリーできるだけの「個の強さ」が求められる、という事なんです。

先ほど、卒業した教え子から久しぶりにLINEがあり、「-ブログを読んでいる」という内容の連絡でした。
私の教え子の事ですから、これだけの自然災害があったのだから、また烏野は動き出しているんだろうな…と思ってくれたから、発信されたブログを読んで、LINEをくれたのでしょう。つながることの嬉しさを感じた一瞬でした。

あなたにとって、どの程度の強さを持っていますか? そう、「個の強さ」を。

働き方改革や、ワークライフバランス、他人の事より自分のことを大事にする価値観が跋扈する現代にあって、改めて「個の強さ」を研ぎ澄ます必要を感じた年始早々です。

何がそう難しくしているのか…②

前回のブログでもお伝えしましたが、現地に向かったスタッフや、現地の仲間からの報告からも、異常なほどの頻発するそれも大きめの余震が、救助や支援の妨げになっています。

地震発生の1/1(月)では、震度1以上が89回
1/2(火)では、176回
1/3(水)では、137回
1/4(木)の7:20現在では、24回 

隣県や周りの市町村からも水や食料が届いているものの、激しい余震の為道路が破壊され寸断していることから、物資が届けられない状況は皆さんもご存知の通りですし、地震の後の大雨により、ブルーシートを屋根に張る必要があるものの、余震で足場が組めない状況が、支援を阻む大きな理由になっています。

この震度5程度まで余震が続くようでは、復旧が難しく、また3年前から能登半島エリアでは続く群発地震の影響で、復旧や復興に時間的な余裕がないこと、等が考えられます。

おそらく今日から、本格的な支援が始まると思いますが、この日のために培ってきた防災の英知をフル動員する機会です。