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烏野猛

Author:烏野猛
介護事故裁判やリスクマネジメントの講演には定評があり、これからの社会保障や、社会福祉をめぐる「年金」「医療」「介護」の将来予測については、全国からの講演依頼があとを絶たない若手研究者。
2000年の介護保険制度導入後、介護業界での規制緩和に対抗するスタイルで福祉リスクマネジメント研究所を設立。「社会保障法」「社会福祉法制」の専門家であり、「福祉・介護」と「法律」の両方がわかる研究者。

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我々ひとり一人に、共通背番号…? 試験お疲れ様でした

 まずは、社会福祉士ならび精神保健福祉士、そして介護福祉士国家試験が今日終わりました。
 みなさん、本当にお疲れ様でした。

 まずは、この一週間は腑抜けになって、自分だけのために時間を使って下さい。

 まだ社会福祉士の試験問題しか見ていないんですが、新カリになって以来の奇問かな…?と思う設問もありましたね。

 とにかく、お疲れ様でした。約あと2ヶ月後の3月31日の合格発表まで待ちましょうね。

 吉報をお聞かせください。

 さて、我々全員に背番号がつけられます…???  

 アメリカの全国民社会保障番号のように、わが国でも国民一人ひとりに割振られた共通番号制の導入が進められようとしています。

 この全国民を対象とした共通番号制の導入については、これまでも浮上しては消え…の連続でしたので、実際の導入までは、まだまだ時間がかかるかと思いますが、政府案としては年金や医療、介護などの社会保障サービスの一元的管理や、また税務上の確定申告の手続きの簡素化を狙ったものです。

 利点としては、社会保障サービスの利用や支払額、そしてカルテ等も一枚のカードにすべてのデータが蓄積されていくもので、制度間でバラバラであった手続きの簡素化、相乗り化については、申請しなければ恩恵が受けられなかった免除や控除、またサービスの利用についての情報入手に困難を極める高齢者にとっては、すこぶる「便利」になるものです。

 しかし、自動的に手続きが代行されたり、申請しなくても恩恵が受けれるという「便利さ」は、その便利さを得るための手続き的煩雑さ、混乱する様子をイメージできてこそ「有効な便利さ」であるんですが、「便利さ」に慣れてしまい、その恩恵を得るための理由や苦労のイメージが飛んでしまうと、制度や仕組みに騙されてしまう危険性もはらんでいます。

 つまり、カードをカード読み取り機で情報をとり、機械で判断するという作業のなかで、機械の不具合や、誤作動、他人のデータとの間違い…などに「気づかない」おそれがあるんですよね。

 この共通番号制の導入について、一般的に言われる課題としては、「我々は家畜ではない。勝手に背番号をふって、バーコードでの管理を止めろ!!」というプライバシーの側面からの問題が一番考えられていたところです。

 私としては、この共通番号制の導入には、賛成ですし、社会保障サービスの利用というデータ把握の方法からは、所得についても完全に把握されるということです。

ただ、自営業の方や、個人事業主などは、いかに税金をちょろまかすか、ということに血眼になっているものですから、自分の所得を低く低く申告するに決まっていますので、この共通番号制が導入されたとしても、彼らのその部分がうまく把握できるのか、サラリーマンだけが丸裸にされて損をするのでは…?というリスクはありますがね…。

 どんな制度にしても、「帯に短し、たすきに長し」ですがね。

 先日、新潟で「のどぐろ」と言う魚の刺身を食べました。のどぐろは幻の魚ですからね。とにかく脂が乗ってて美味かったですね。ついでに、のどぐろのお茶づけも食べましたが、これまた絶品!!!

のどぐろ