FC2ブログ

プロフィール

烏野猛

Author:烏野猛
介護事故裁判やリスクマネジメントの講演には定評があり、これからの社会保障や、社会福祉をめぐる「年金」「医療」「介護」の将来予測については、全国からの講演依頼があとを絶たない若手研究者。
2000年の介護保険制度導入後、介護業界での規制緩和に対抗するスタイルで福祉リスクマネジメント研究所を設立。「社会保障法」「社会福祉法制」の専門家であり、「福祉・介護」と「法律」の両方がわかる研究者。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード

ほんとは、老後にいくら持っていればいいのか…???

 野田さんが小沢さんをバッサリ切って、信念を貫き自民と共同で増税政策を貫き通すのか、政局だけを考えて小沢さんにもいい顔をしながらズルズルと延命治療を行うのか…。

 どちらとも、何とも言えない状況です。「政治生命をかけた…」というくらい一国の首相であれば、腹をかっさばくくらいの覚悟というものが日本人のトップであれば持って欲しいと思うのですが…。

 民主も自民も、維新という怪獣の前に喰われ、代々続いた議員さんたちが総選挙で次々と無職のプータローになるのも悪くないと思いながらも、いま、論議されている「社会保障と税の一体改革」での新年金制度でいうと「現役時代にいっぱい働いて稼ぎ、年金もちゃんともらえる人の年金額を削り、その削った分を、将来の年金があまりもらえそうにない人(その理由はいいませんが…)への上乗せ部分に…」という何とも不公正感いっぱいの提案が行われています。

 それをうけて、いろんな新聞社や雑誌社から「ーからすのさん、ところで老後には本当のところナンボお金がいるんですか…???」と最近よく聞かれます。

 皆さんもネット等で「老後の資金」や「資産運用」のキーワードで検索して頂ければと思っていますが、訳の分らぬコンサルや、怪しそうなファイナンシャルプランナーは「最低でも1億」というわけです。

 もちろん、年金の受け取り分も加味されていますから、平均寿命+10年生きたとして、65歳から年金をもらってざっと5千万。ということは、あと5千万程、現金や換金できる不動産があれば…という計算です。

 「そんなアホな…」の言葉にある言葉も続くのですが、そのある言葉とは、最後に書きたいと思っていますが。
 今の高齢者が、死ぬ間際にそんな数千万もの現金があるわけがなく、またそんなになくても十分いまの日本で幸せに暮らせていると思っています。

 「最低でも1億…」との言葉の後には、ネットでも検索して頂ければと思いますが、「投資」や「出資」「FX」のような言葉が並んでいるでしょ…!!! 

 今あるお金は投資で増やすしかないので、老後への安心を…。こりゃ、年寄りの不安を煽りまくった詐欺師の手口ですよ。

 こんなペテン的なコンサルやFPの言葉にみなさんは騙されませんように。

 では、老後にいくらお金があればいいんでしょうか? 
 贅沢ではなくつつましくそして質素に、しかし安心した生活を送るには…?