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烏野猛

Author:烏野猛
介護事故裁判やリスクマネジメントの講演には定評があり、これからの社会保障や、社会福祉をめぐる「年金」「医療」「介護」の将来予測については、全国からの講演依頼があとを絶たない若手研究者。
2000年の介護保険制度導入後、介護業界での規制緩和に対抗するスタイルで福祉リスクマネジメント研究所を設立。「社会保障法」「社会福祉法制」の専門家であり、「福祉・介護」と「法律」の両方がわかる研究者。

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♪さよならの向こう側♪と新たなる旅立ち…

今日3/31の日に、定年退職の方も含め、明日から新たな道を歩もうとする人たちがいます。
まずは、長きにわたるお勤め、お疲れ様でございました。感無量の方もあれば、悔し涙や未練を残した涙もあるかもしれません。
この時期には、山口百恵の♪さよならの向こう側♪が心をよぎります。

明日からは新年度です。4月の春ですね。
桜、一年生、ライドセル、スーツ姿…、水温む季節がやってきます。
この春から、新しい職場や学校、そして何かにチャレンジするため環境を変える方も多いと思います。

「選択した道は正解である」

私がつくった名言(?)です。そうです。迷った挙句、そのなかで決めた道、それは正解です。その道を全力で走るしかありません。

私が勤務する大学も、先日に卒業式があったかと思えば、4/2には入学式を迎えます。

若い入学生に対しては、「君たちは、何者にもなれる」と開口一発いつも言うんですが、それほど若くはない私や、社会人経験を経て、新たな道を歩もうとする人にとっては、「それしかできない」を合言葉にしたいと思っています。

ある一定の社会経験や、ある期間、仕事をしてきた人にとっては、いままで築き上げてきたものをベースに、「それしかできない」と割り切った方がいいのかもしれません。

「それしかできない」とは、何も否定的な考えではなく、「あれもこれも」ではなく、「自分にはこれしかできないから、これだけは任せとけ。でも他のことは、アンタに任せる」というチーム戦、信頼できる人との総力戦で生きていく方が楽しいように思えます。

「人は、そう大したもんではない」というのがベースにあるからです。先日の東北での旅でも、通行止めになるほどの事故があった時、頼りになったのは、デジタルでも知性でも、肩書でも年収でもなく、腕力だったわけです。

人気のある歌手でも、単に歌が上手なだけです。オリンピックの金メダリストも、それ以外のことは何もできないわけです。そういう私も、一般的に大学人などは社会不適合者のレッテルを張られていますが、まさにその通りです。

それぞれの取り柄や持ち味、得手するものを、必要に応じて誰かとバトンタッチ、コンビを組みながら、そしてお礼を言いながら生きていくのが、人生のように思います。

安定した世の中ではなく、とくに我が国では、大きな災害がつい起こってもまったくおかしくはない状況下にあるわけです。となると、ある一定のエリートだけが物事を動かせる時代ではなくなっているわけですから。

「それしかできない」を知ることで、自分には何ができるのか、を考えて新年度もチームを組んで頑張りたいものです。

新潟から山形へ向かう峠での事故で、外車に乗ったお兄ちゃんが、「あーせーこーせー」と言い出した時、山のようなガタイをした大型トラックのオッチャンが、「俺は、お前の車を運転できるけど、お前は、コレ(大型トラック)を運転できるのか…?」と凄んだ意味は、その場にいた者にはピンと来たわけです。

「―お前の出る幕じゃない…」と。

夕日