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烏野猛

Author:烏野猛
介護事故裁判やリスクマネジメントの講演には定評があり、これからの社会保障や、社会福祉をめぐる「年金」「医療」「介護」の将来予測については、全国からの講演依頼があとを絶たない若手研究者。
2000年の介護保険制度導入後、介護業界での規制緩和に対抗するスタイルで福祉リスクマネジメント研究所を設立。「社会保障法」「社会福祉法制」の専門家であり、「福祉・介護」と「法律」の両方がわかる研究者。

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誰も助けてはくれない…

誰も助けてはくれない…
大規模災害時の教訓ではありません。

日大の前監督やコーチの前日の記者会見を見ていると、改めてそう思いました。
前監督やコーチが言うことが正しいのであれば、弁護士が同席したものの、一人で記者会見した学生が嘘をついていることになります。
いまの国会をめぐる「言った、言わない」、「ある、ない」の問答と同じで、どちらかが嘘をついているわけです。

ただその前後のやり取りや流れを見ていると、嘘を着いているのは日大の大人達であり、与党の総理と副総理であることは、見ている側は分かっているわけです。

いずれにせよ、学生を守るべき大学で、大人達の保身から学生を人身御供にしたやり方をみていると、「-ほんと、誰も守ってくれないんやな…」と痛感した出来事でした。

リスク交渉、という意味では、日大のお粗末さにイラつきながら、一方の関学は、男になる機会をもらったわけでもあります。
私が関学の教員であれば、被害にあった学生とその保護者に確認し、その後、アメフト部全員の合意を取り付けながら、クラブだけではなく、日大にも居られなくなった彼を関学に編入生の形で迎え入れます。

これで関学は株をあげられるわけです。

関西を代表する私立大学にあって、関西人気質の「だって、可哀そうやん」的価値観が働けば、彼の夢や彼の将来を守ることができるわけです。
大人同士の諍いに巻き込まれて不毛な論議に時間をかけるのではなく、大義のもとで学生を守る、その姿勢と実行力さえあれば、もう後の事実関係やトラブルの責任等は、もうどうでもいいくらいなんです。

あとは、それを観ている日本国民が、判断することだと思いますね。