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烏野猛

Author:烏野猛
介護事故裁判やリスクマネジメントの講演には定評があり、これからの社会保障や、社会福祉をめぐる「年金」「医療」「介護」の将来予測については、全国からの講演依頼があとを絶たない若手研究者。
2000年の介護保険制度導入後、介護業界での規制緩和に対抗するスタイルで福祉リスクマネジメント研究所を設立。「社会保障法」「社会福祉法制」の専門家であり、「福祉・介護」と「法律」の両方がわかる研究者。

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力のない正直者と、力のある大嘘つきと…

正月の新聞広告で、宝島社の企業広告が話題を呼んでいます。

嘘つきは、戦争の始まり

というキャッチフレーズです。その説明の最後には、「―嘘に慣れるな、嘘を止めろ、嘘をやっつけろ」と続くわけですが…。

昨年のブログにも書きましたが、いまの世の中、正しいことや真実は何なのか、ではなく、より影響力がある言葉やシーンに人は惹きつけられているわけです。ですから、アメリカ大統領だけではなく、ロシア、中国、そして日本のリーダーたちの発言や行いが、明らかに嘘であると分りきっていても、私たちの日常生活、とくに経済がある程度回っていれば、よし、といった感じなんでしょうね。

逆に真実を求めて政治的にも不安定になり、その結果、直接的に懐が寒くなるよりは、正しいこと(真実や正義)よりも安定していること(給料や経済)に価値が置かれているのでしょうね。

それを証明する事例は、枚挙にいとまがないので、ここではもう触れませんが…。

ただ、難しいのは、嘘の逆である本当のことや真実、ここではあえて「本当っぽいこと、真実っぽいこと」は、立場を変えれば、まったく逆になってしまうということです。

皆さんも、痛感されていることと思います。
皆さんであれば、人生経験上、人のトラブルや悩みの相談に多くのってきたことと思いますが、片方からだけではなく、両方から話を聞かないと、まったく分からないということを。だって、人は、自分の有利に働くことを誇張して人に話し、自分にとって不利やマイナスに思われることについては、過少気味に、話すわけですから。

そこに嘘が入り込んできたら、もう何が何だか分からなくなるわけです。
つまり、本当のことなんて、誰にも分からず、分かっていることは、自分にとっての正しいこと、というもうそれだけなんです。

ですから、正しい・間違っている、という価値基準ではなく、ある意味では経済の流れのままに、安いか高いか、得か損か、という価値基準で動いた方が手っ取り早い、という考えがいまの主流なんでしょうね。

とくに政治や経済の世界では、このあたりのことを見誤って、まさか…の坂を転がり落ちていった、その時のヒーローたちがいたじゃないですか…!!!

宝島社のスローガン、どこまで人々の心に届くやら…

嘘つきは…

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