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烏野猛

Author:烏野猛
介護事故裁判やリスクマネジメントの講演には定評があり、これからの社会保障や、社会福祉をめぐる「年金」「医療」「介護」の将来予測については、全国からの講演依頼があとを絶たない若手研究者。
2000年の介護保険制度導入後、介護業界での規制緩和に対抗するスタイルで福祉リスクマネジメント研究所を設立。「社会保障法」「社会福祉法制」の専門家であり、「福祉・介護」と「法律」の両方がわかる研究者。

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平成最後の大晦日…

今日で平成最後の年が終わります。

皆さん、この1年間、良い年でしたでしょうか?  
そうであった方も、また、そうでなかった方も、明日からはまた新しい1年が始まります。

明日からの2019年、政治経済を含めた国際情勢は悪化の一途をたどり、アメリカの経済失速に連なるように我が国の景気も非常に悪くなるでしょう。

自動車の輸出だけで景気を支えていたような実態の伴わない我が国にあっては、株価は下がり続け、円は高くなり、人間に例えるなら、ガクガクの膝で重い荷物を持っているようなもの…。
ですが、悪い話ばかりでもありません。やっとというか、本当の日本の体力を測ることができるわけですから。すべてが試されるでしょうね。

国も、そして個人も…。

アメリカ大統領の考えや発信される言葉を聞くと、「-たしかに、その通りでもある…」と頷く部分も多々あるわけです。過去の歴代大統領が、思っていただけで口には出さなかった、だけのことでしょう。
自国の利益、という観点からすれば、これまでのアメリカはコスパが悪すぎた…。
そのことをビジネスマンである彼が言っただけのこと…。

いまのアメリカと中国の貿易・情報戦争をみていると、いまはアメリカに軍配があがっていますが、明日からの来年も含めたここ数年で、中国に軍配が上がることは明らかです。
国家と軍事、商業の三つ巴が可能だからです。
専制的な国家の命令で、軍もビジネスも一緒になってやりたい放題ができるわけですから、そりゃ物事は加速化します。

アメリカや日本は、どう転んだところで民主主義がある程度発達・進化しながら継続してきた国です。
覇権争いで勝利を勝ち取るには、邪魔が多すぎるわけです。

ですから、中国や北朝鮮がある意味では今後、最強な国になることは明らかでしょう。

そのときに試されるわけです。

真の人権や、真の権利、そして真の福祉というものが、これからも本当のものであり続けるのか、はたまた、一蹴され、まったく別のものに生まれ変わってしまうのか…。

いずれにせよ、2019年のこの1年は、国としても、そして我々個人としても、試される年になるでしょう。
試された結果、どんな自分が残るのか、年末くらいには分かるかもしれません。

これからも皆さんで情報を交換し、試されながらも、一人ではないことを胸に、挑んで参りましょう。
皆様、今年一年、有難うございました。
そして、良いお年をお迎えくださいませ。

今年もあと一週間ほど…

世の中は、クリスマスイヴといったところなんでしょうね。

今年の講演は、先週の愛媛県で終わりましたので、いささかホッとしていたのもつかの間、介護事故の相談が数十件と、もちろん来年に持ち越す案件の処理に弁護士との話し合い等でこの数日も終わってしまいました…。

一週間後には、本当に年末の年末です。
皆さんも、今年の目標や何かにチャレンジした一年だったと思います。

充実した一年でしたか? 
それとも、残念な一年でしたか? 

ですが、振り返るといっても、まだ早い…。
あと一週間ちょっとあるわけです。

この一週間少しで、充実した一年を振り返ることができる人もいるでしょうし、また、明日にでも交通事故を起こしてしまったような、それも加害者になってしまったような場合には、この一年が取り返しもつかない年になってしまうわけです。

今日はイヴ、そして明日がキリストが生まれた年だそうです。
当然のことながら年末ギリギリまで続く忘年会の日が、偶然Xmasとなってしまいますが、この時期、浮かれ過ぎず、また落ち込み過ぎず、笑顔ではありながらも、じっくりと考えて、来年につなげる宴にしたいと思っています。

年末の慌ただしい時期です。
皆さんも、まずは安全運転で。
そして年初に考えた目標や課題を静かに整理する時間をお過ごしください。

やっと師走らしくなりました…!!! 

今年の異常気象のせいなんでしょうか? 
12月に入ってもまったく寒くなかったのが、この週末でやっと冬っぽくなってきました。
今年一番の寒気がやってきた、ということらしいですから。

ただ、北海道や東北北陸の日本海側では、大雪に見舞われていますから、ご自愛くださいませ。
暖冬と言われながらも、今年2月の福井市を襲った大豪雪のようにならないとは、誰も予測できないのが自然の怖さ、というものです。

これからは豪雪に備えないといけませんが、いずれにせよ注意しなければならないのが停電です。
そして停電による断水にも備えが必要です。

停電と断水への備えを万全にお願いします。

介護現場で働いている仲間にとっては、停電と断水を前提とした介護技術や工夫が、求められているんだと思います。

今週は、全国の取り組みで大規模災害に備えたD-WAT研修が福岡で実施されます。昨年に続き、2期生の誕生となるわけですが、来年も大きな災害が予想されます。
大規模災害の予想、と一言でいいましても、これまでの災害をイメージしたものではなく、質量、そして現れ方も、「こんなの初めて…」というものだと思います。

つまり、過去の災害の教訓がなかなか活かせないほど、災害の形状や出現が変化している、ということです。

来年は、より防災備蓄品の開発に力を入れて、介護に携わる専門職の英知を結集し、いいものを作りたいと思っています。
みなさんにもお声をかけますので、是非、力を貸してください。

D-WAT研修

迷い、揺れる、ということ…

先日、深夜に車で帰る道すがら、ラジオから流れてきた歌声が心に沁みました。
歌の歌詞がどうこう、というのではなく、その歌声でした。

手嶌葵さんという歌い手でした。

改めて歌詞を聴くと、「…明日を描こうともがきながら…人は迷いながら、揺れながら歩いてゆく…」という歌詞に、「―ホンマ、そうやわ。その通りやわ…」と深く納得。

学生に、この話をすると、「―私なんか、このフレーズが流れてきただけで、泣きました。」というではありませんか…。

人を数分間のうちに、泣かせるなど、よっぽどの芸人でなければできないことです(この場合の芸人は、噺家か漫才でのオモシロ泣きというやつでしょうけど、さすがに2分そこそこでは泣かせません。絶対に無理です…!!!)。

声量があり、爆発的な勢いで歌う歌手も、それはそれでパワーをもらえますが、囁くような歌声の、それも心に沁み入る声とは、まさに彼女の声なんでしょう。
日頃、災害に関するトラブルや、介護事故に関する裁判、過度なクレームの相談等、殺伐とした荒涼な地に木の苗を一本ずつ植えていくような仕事のなか、この声は心に沁みました。思わず高速道路の路肩帯で車を止めてしまったくらいでしたので。

「…人は迷いながら、揺れながら歩いてゆく…」

この言葉だけを私がいえば、忘年会シーズンです。歌のタイトルも、♪千鳥足だよ、人生は♪となるところなんでしょうけど。

さて、このフレーズから、いままさに…迷いながら、揺れながら…の方もいるでしょう。
私の場合、若かった昔を思い出しながら、「―よく迷った。―よくフラフラした。」と思い出に浸っていました。
すでに50を過ぎたオッサンですので、いまは、迷いや揺れはありません。

えーかっこして言っているわけではなく、この年になると、迷うほどの選択肢は既になく、いま正しいと思っている道を迷う余地もないくらい驀進するしかできませんし、猛スピードで驀進しているがゆえに、揺れることもないわけです。揺れて倒れるのではなく、道が間違っていたとしても、大衝突し、ガードレールの方が大破し、道を突き破って、その勢いで道を作っていく、くらいの走り方でないと、この乱世、人に教えることなんかできませんから…。

ある意味では、迷いや、揺れる、ということは、まだ崖っぷちに立っているわけではなく、選択肢がある、ということなのかもしれません。例えその道を選ばなかったとしても、とうざは生きていけるくらいの余裕があるのではないかと…。

7年前のあのとき、本当の崖っぷちを経験した福島県老施協と顧問契約を締結することができました。
今年の夢の一つが叶いました。クリックして見て下さい。→福島県老人福祉施設協議会

さて、今夜も迷いながら、揺れながらの♪千鳥足だよ、人生は…♪です。 忘年会、突入です!!!

11月11日 介護の日にちなんで

11月11日は介護の日です。厚生労働省が、「いい日、いい日」のゴロから、制定したようです。

今年は、この介護の日にちなんで滋賀県社協で話をする機会を得ました。数百人の介護に従事する若者に対し、「介護の仕事を続けていく上で、元気が出る話を!!!」というご依頼だったものですから、これからの介護の可能性を目いっぱいお話してきました。

記念講演が終わり、車に乗ろうとすると、ぞろぞろと教え子たちが集まってくれたのにはとても嬉しく、そして感謝の想いが込み上げました。滋賀の大学でお世話になって、はや20年近くが経ちますから、教え子の数は数え切れず、また昔の教え子たちは、私が大学に赴任した時の年齢をはるかに超えた者も多くいるわけです。

卒業してから一度も会ったことがなかった教え子からも、「卒業してから、ずっとこの仕事を続けてきました。」と名刺交換をしながら語ってくれた時のじーんとくる喜びは、何にも代えられぬ幸せな時間でした。

私自身、これからも頑張らねば…、と思うひと時でした。彼らの守護神にならないといけませんからね。

介護の日